スケジュール実行する

現代のビジネス環境において、日次、週次、月次で何らかの定型業務を定期的に実行することがよくあります。ビズリポでは、あらかじめスケジュールを登録しておくことで、マスターデータなどの登録や出力を行うことが可能になります。本記事ではビズリポのスケジュール機能について解説します。
目次
準備
マッピング定義作成
ビズリポに登録では登録するデータをアップロードしないといけないので、ビズリポから出力の方がスケジュール実行に適しています。
ビズリポに登録であっても、アップロードではなくデータベースからデータを取得する場合はスケジュール実行可能です。
ここでは、Excelファイルをアップロードして商品テーブルに登録するマッピング定義と、商品テーブルから商品情報を抽出し、CSVファイルを出力するマッピング定義が作成されている(それぞれの定義名を「スケジュール実行用登録」「スケジュール実行用出力」とします)ものとします。
CSVファイルを出力するマッピング定義「スケジュール実行用出力」にスケジュールを設定してみましょう。
データ準備
「スケジュール実行用登録」に登録するExcelファイルをアップロードします。
テスト実行
マッピング定義が期待通りに動作するかテスト実行して確認します。
テスト結果画面で登録内容を閲覧し、マッピングや変換が期待通りなことが確認できたらテスト実行完了です。
スケジュール設定
「スケジュール実行用出力」マッピング定義画面のスケジュール「編集」リンクをクリックして、スケジュールの編集画面を開きます。
- スケジュール名
- 日次なのか週次なのかを区別できるような名前をつけておくと良いでしょう。
- 繰り返し
- 繰り返しの周期を、毎年、毎月、毎週、毎日、毎時から選択します。
- 選択した周期により、月、日、曜日、時、分を設定します。
- メールアドレス
- スケジュール実行の結果を受け取るメールアドレスを設定します。
- 有効チェックボックス
- 通常はオンに設定しますが、一時的にスケジュール実行を停止したい場合はオフにします。
実行
指定された時間に「スケジュール実行用出力」マッピング定義が実行されます。
ダッシュボードやビズリポからの出力の一覧画面で、「スケジュール実行用出力」の実行結果を確認してください。
「出力完了」となっていたら正常終了なので「ダウンロード」ボタンをクリックしてファイルをダウンロードします。
まとめ
以上がビズリポのスケジュール機能になります。Excelのみでマスターデータを管理している場合にはできなかったことが、ビズリポを使うことで可能になることを理解していただけたでしょうか。